先生のひとり言
留学生内定者インタビュー
都内のアニメスタジオに内定をいただいたアニメーターコース2年、劉洋君にお聞きしました。
Q1.いつごろから就職活動をはじめましたか?
昨年の4月頃から、まずポートフォリオ(作品集)を揃えるところから始めました。それから、就職担当の先生と相談しながら応募する会社を決めました。中には会社説明会を開催する企業もあり、作画スタッフとして動画から原画にステップアップしてゆく人材育成の過程を解説していただきました。
Q2.活動をして行く上で心がけたことは?
日本語で記入する履歴書や作文の作成は、就職指導の先生に大変力になっていただきました。会社によっては縦書きの原稿用紙での作文の提出が求められることがありました。記入する内容もですが、縦書きという文章を作ったことが無かったので、縦書きの仕方の基本から教えていただきました。
Q3.具体的な就職活動の内容は?
応募の締切が決められています。ぎりぎりに出願するのでは無く二三日前に投函するようにしていました。履歴書は応募する会社の作品や求人内容を考えて、志望動機や自己PRを工夫しました。ポートフォリオの中身も、キャラクターの体のバランスや動きがわかるイラスト(落書き)を、紙の余白が無いように埋めてゆきました。内定をいただけた会社では、面接が穏やかな雰囲気でしたので、緊張せずに質問に答えられました。将来この会社で働いてみたいと思いました。
Q4.今後の目標は?
当面は動画スタッフとして腕を上げて、将来はアクションシーンだけでなく、日常生活の動きがスムーズに表現できるようになりたいです。日本を代表するアニメーターである、井上俊之さんが目標です。
劉洋君が参加している卒業制作作品「悪役はつらいよ」
Https://www.youtube.com/watch?v=Fqn8zxE-igY
留学生担当 哘崎